前日までの準備も順調に進み、いよいよ当日を迎えた。
　12時に東武動物公園駅西口に集合ということで、生徒はほぼ遅れずに集合し、バスに乗り込んだ。しかし、生徒が一人、家族の送りの途中で道に迷い、あとからタクシーで空港に来たというハプニングがあった。
　空港では荷物預けを済ませ、いよいよ出国手続き。一人ずつパスポートを見せながら、スムースに出発ロビーへ進んだ。

　全日空NH6便の機内では、初めての搭乗、または数回目の搭乗など、それぞれ経験はさまざまであったが、誰しもが飛行機に興奮しているのは同じであるように見えた。目の前の座席には個別のモニターがついていて、どうやらゲームも数種類できるようだ。

　一眠りして機内食をいただき、長い飛行機の旅を終えてロサンゼルスに到着。
　しか〜し！　まだ１２日の午前中!!
　なんてこったぁぁ。

　空港からバスで昼食場所に行き、和洋食バイキング。みな長距離飛行で疲れたのか、あまり食欲がなさそうだった。
　昼食後は、チャイニーズシアターへ。時間の都合で入場はできなかったが、建物の間からは遠くにHOLLYWOODの文字が見られた。さすが、映画王国!?

　１日目はあまり激しく見学をすることなく、ホテルへ向かった。
　翌日は早起きなので、スムースに眠りについた...。

　なんと!!６時出発で、一路アルハンブラ高校へ。バスが正門前に着くと、もうそこは大学のような雰囲気。
　生徒共々食堂に案内されて、早速歓迎セレモニーを受けた。校長先生より歓迎のお言葉も。

　セレモニーのあとは生徒はそれぞれパートナーに連れられて授業に参加。どのクラスでも生徒は大変熱心に受けていたのが大変印象的。
　敷地は広大で、校内の道幅も大変広い。
　英語、理科などのいわゆる一般科目のほか、舞台演劇、体力づくり、研究テーマにより授業を選択し取り組んでいた。
　授業のあとは、体育館で吹奏楽演奏やダンスチームの演技があり、続いてゲーム大会。生徒たちはとっても元気に参加していた。
　食堂に戻り、みんなで昼食。あっという間に過ぎた半日をパートナーとともに振り返る。
　正門前でのお別れでは、多くの生徒が住所やメールアドレスを交換しながら次の便りを約束していた。

　アルハンブラ高校をあとにして、少々バスに揺られて到着したのが、ロデオ・ドライブ。ここでは有名ブランド店などでのショッピングがメイン。
　数名遅れたため、次のサンタ・モニカはやや急ぎ足の見学となった。帰りはちょうど夕日がしずむ時刻と重なり、水平線に夕日が映えた。

　早くも滞在最終日。元祖（本場）「ディズニーランド」へ!!
　ホテルからバスで数分と近く、前夜、前々夜とも花火が目の前で見られたほど。
　待ちくたびれた頃ようやく門が開き、みなメインストリート?に足を運んだ。ちなみに私はまずは日本語のパンフを見つけ歩いた。
　メインストリート?からはシンデレラ城が見えた。が、何だか小さいなぁ〜。
　そうなんです！日本のよりもはるかに小さいのです。あれっ、何のお城をまねしたんだっけかな...。
　参考までに、東京ディズニーランドのお城は、ドイツのノイ・シュヴァン・シュタインがモデルです。「ノイ〜」（新・白鳥城）は、ワーグナーの歌劇で有名な中世の詩文「ローエングリン」に登場する「白鳥の騎士」などの影響を受け、バイエルン国王・ルードヴィッヒ２世とその父によって建てられたのです。
　おっと、だいぶわき道にそれました...。11月とはいえもうすぐクリスマスということで、大きなツリーは電飾で美しい!!
　シンデレラ城に始まり、ＴＤＬと本場の違いをなにげに感じた一日でした。

　楽しかった思い出を胸に、行きと同じ全日空で帰国の途へ。
　１５日の日中に出発したのに、帰国すると日付はすでに１６日。しかも夕方...。時間が飛び越えてるぅ〜〜。