２ 月 １０ 日（ 土 ）　　　晴
Ｎ響マニアではないが、今月は大好きな指揮者、シャルルデュトワ氏なので２回行くことにしている。その第１弾が今日だった。 　何と無謀にも、杉戸から渋谷まで車で行ってしまった。電車の方が明らかに早いし安いのだが、めったにないであろう（もういやだ）渋谷への乗り入れを楽しんだ。地元を早く出過ぎて8:30頃着いてしまった。 　久しぶりに渋谷を散策し、１時３０分にはＮＨＫホールへ入ると、いつものようにたくさんの人だ。特に土曜日の定期は人が多い。 　第１曲目は、Ｎ響演奏会では大変珍しいショスタコーヴィッチ／祝典序曲。華やかなファンファーレに続き、軽快なめろでぃーへと入る。実に明るい演奏だ。 あっという間に感じた第１曲が終わるとステージでは独奏ピアノの準備。第２曲目は、エマニュエル・アックス氏の独奏で、ショパン／ピアノ協奏曲第１番。以前デュトワ氏の常任指揮者就任記念演奏会で、あのアルゲリッチさんと共演した曲で、 私はそれもホールで聴いた。今回はまたひと味違った演奏になり、満足、満足。 　ところで、ホール内壁には小さなバルコニーがあり、そこから演奏中はカメラがいるが、休憩時には生放送のためゲスト解説者がトークをする。その姿が客席から見えるのだ。もちろん、何をしゃべっているのかは放送を見ている人にしか分からない。 　後半は交響組曲「シェエラザード」力強いユニゾンに始まり、海原の音楽へと続く。各楽章ともソロはやや動きが堅かったが、さすがデュトワ／Ｎ響という演奏だった。 　帰路は土曜日ということで、首都高〜外環〜東北道とも渋滞はなく快適ドライブだった。

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